学びやスキルを実践できる場で、
自分の声に耳を傾けてくれる
仲間たちといっしょに働くということ。

・2021年入職
・臨床心理士/ 公認心理師
・現在、週2日勤務
・心理担当職員として、小1 から高3までのSSTプログラムの企画、進行、および個別支援を担当
         

えびすは何を見て知りましたか?

ジョブメドレーというサイトで調べて、えびすを知りました。前の職場が家からとても遠かったので、次は通勤しやすい職場がいいなと。また、以前は入所型の子どもの施設で働いていたのですが、専門性を活かしきれていないと感じていました。だからこそ、自分のスキルを活かしたいと思い、探していました。

えびすで働こうと思ったきっかけは何ですか?

えびすのサイトを見た時にSST を実施していると分かったのが大きなきっかけです。大学院の頃はSST やTEACCH (自閉症及び関連するコミュニケーション障がいをもつ子どもたちのための治療と教育)を学んでいたので、実践したいと思いました。家から近いことや夜勤がないこともきっかけの1つです。

えびすのどこに共感しましたか?

SSTを通して支援していたことと、明るい雰囲気ですね。ちょうどえびすのサイトがリニューアル直後だったらしいのですが、どのような環境であるか、どのような設備を使っているのか、また支援者たちが子どもたちにどのように関わっているのか、とてもイメージが湧きました。自分たちの決まった支援方法ありきではなく、利用者である子ども中心という考え方にも共感しましたね。

えびすで働いてみてどうですか?

自分のやりたいことをやれるというのが実感です。私はメインとしてSSTと集団療育を行っています。初期は集団療育の場面が多かったのですが、徐々にSSTを増やし、今はプログラムを考えることも。また、えびすでは学生ボランティアの方もいっしょに、毎日振り返りを行っています。気づきや感じたことを最後に振り返る機会があり、1 人で抱え込まないで済みます。おたがいの話に耳を傾け、自分のやりたいことができるのがえびすらしさです。やりたいことをやる。仕事を変えたいと思ったのも、そのことが大きいので、心理学の視点からのアプローチでこういうことを取り入れたいと提案して、しっかり耳を傾けてくれる仲間がいるのはとても良いですね。

はたらく上で何を大切にしていますか?

目の前にいる人に誠実な対応をすること、手を抜かないこと、最善を尽くすということです。そのために知らないことがあれば教えてもらっています。えびすにいる仲間たちはさまざま。好きなことや得意なことが本当にそれぞれ違うので、いっしょに働くことで刺激を受け合っていますね。

スキルや専門性をどのように活かしていますか?

心理職の仕事に携わって約25年、臨床心理学は10数年。今に至るまでさまざまな学びや経験をしてきました。そのことを活かして、目の前にいる子がどのようなことに困っているのか見立てたり、SSTのプログラムを考えたり、またデータ(検査結果や家族からの情報など)や他者から聞いたことを総合的に捉えアセスメントを行ったり。自分のスキルや専門性を存分に活かせていると思います。

えびすで働く仲間について

えびすの特徴は個性豊かな方、穏やかな方が多いことですね。若い方も多いのですが、年齢関係なく協力し合えるのが良いところだと思います。また「積極的に私やります!」という方も多いですね。あとは、子どもの文化や遊びを理解していて、子ども目線になれる方がいて、そのことは私にはないものだなと。そのような仲間たちと、目線合わせを無理なくできるのがチームとしてのえびすらしさですね。

家庭やプライベートとどう向き合っていますか?

仕事は家庭に待ち込まず、うまく切り替えられています。利用する子どもたちは放課後にえびす夙川に来るので、もしかすると一般的な仕事(9 時〜17 時で働く会社)よりかは帰りが遅くなるかもしれません。でも、残業がほとんどなく帰宅時間がほぼ決まっているので、家族も安心なようです。

これからいっしょに働く新たな仲間へひと言ください

自分のものの見方やアイデアに耳を傾けてくれる仲間とチームなので、毎日いっしょに試行錯誤しながら、楽しみましょう。

 

1日のスケジュール


【SST実施日】

12:00 出勤
当日のSSTプログラム進行の確認、遊びの準備(工作物の作成など)/次週のSSTプログラム進行案の作成

13:45休憩

14:30環境整備(清掃、机や椅子の配置、掲示物の準備)

15:30SSTの事前打ち合わせ

16:00SST(1コマ目)開始、トレーナーとして進行

16:45SST(1コマ目)終了、お迎えの保護者の方に引継ぎ(SSTの実施内容、ご利用時のご様子について説明)

17:00環境整備

17:15SST(2コマ目)開始、トレーナーとして進行

18:05SST(2コマ目)終了、お迎えの保護者の方に引継ぎ

18:15環境整備

18:30SST(3コマ目)開始、進行の補佐や記録

19:30SST(3コマ目)終了

19:30振り返り(それぞれの利用者様のご様子について、各スタッフが気づいたことを共有し、今後の支援で留意すべきことを検討する)

20:00退勤

【集団療育日】

12:00出勤
次週のSSTプログラム進行案の作成

13:15休憩

14:00環境整備

14:30集団療育の事前打ち合わせ(それぞれの利用者様と過ごすときの留意点などを共有する)

15:00集団療育開始
宿題の見守りや集団遊び(SSTプログラムで扱った内容を般化できるように、働きかけを行う)

19:00集団療育終了
振り返り

19:30退勤