私たちはえびす夙川とえびす本山という支援機関を運営しています。子どもたちの療育において、個別性を大切にし、SSTをはじめとした専門プログラムを導入しているのが特徴です。しかし、それは手段でしかありません。
支援という仕事において大切にしているのは、家族に寄り添い、背景を理解し、関係機関ともいっしょに試行錯誤し、お子様を適切に見守ることです。また、もう一つ大切にしているのは、参加する子どもはもちろん、はたらく職員同士もおたがいの特性を理解しようとつとめること。またそうすることで、えびすに関わる人たちの間に余白と、心理的に安全な環境が生まれることを期待しています。
最初は「べつにえびすに行ってもいいかな」から始まり、やがて、えびすで過ごす時間を楽しみにし、毎日に少しずつ安心が生まれ、関わるすべての人がごきげんであるように。みんながまたここに来たいって思える場であり続けるようつとめています。
「人と人の間に、えびす。」という合言葉を持って活動する私たちに共感し、いっしょに実現していきたいと考える方との出会いを楽しみにしています。